青山綜合会計事務所グループ
株式会社ASAビジネスディベロップメント
Webサイトリニューアル・制作事例
~各顧客ターゲットに即した最適な情報提供により、新規クライアント獲得の多様化を図る~
「紹介」「クチコミ」以外の顧客獲得で、営業に活かせるWebサイトを目指す
株式会社ASAビジネスディベロップメントは、青山綜合会計事務所のグループ会社であり、会計事務所のノウハウをフルに活かして、事業再生・M&A・資金調達支援・事業承継支援・医療介護事業支援などのファイナンシャルアドバイザリーに特化した業務を行っている企業です。対象となるターゲットユーザは以下の通りで、実に様々です。
- 「売上向上のために経営改善を行いたい」「資金繰りを改善したい」などの課題を抱える企業経営者・財務経理責任者
- 「業績の悪化している取引先を助けてあげたい」などの課題を抱える金融機関や商工会議所・企業団体
- 「特定分野の案件で、提携・協業したい」などの課題を抱える弁護士や会計事務所、コンサルティング会社 など
Webサイトに訪れるユーザは、立場も違えば抱える問題や課題、サービスを探す切り口も様々であり、全てのユーザの中で「本当に対応すべきユーザ」を明確にターゲティングする必要があります。特に「コンサルティング」など無形のサービスを扱う場合は、広く全般的にサービスを実施するため、ターゲットとすべきユーザが整理されておらず、それがそのままWebサイトに反映されている場合が多く見られます。
また、「紹介」「クチコミ」以外の顧客獲得をするためには、その企業や取り扱うサービスを知らない人に、分かりやすく強みや特長を伝える必要があります。
今回のリニューアルでは、「誰がターゲットとすべきお客様なのか」「お客様はどのようなニーズを持っているのか」「それぞれのニーズをどう解決できるのか」を、実際のビジネスも含めて洗い出し・整理を行い、各ターゲットユーザそれぞれの不安を取り除き、詳細な情報を伝えるWebサイトを実現しました。
ASAビジネスディベロップメント様の抱えていた問題
- 「誰の」「どのようなニーズを」「どう解決できるのか」が分からない
- ビジネスでの強み・特長がWebサイトで提供できていない
- 社内で、Webサイトを営業活動に有効活用する意識が低い・無い
キノトロープが提案した事柄
「誰に対して」「何をしてくれる会社か」を明確に提示
リニューアル前のページ数はわずか7ページ。Webサイトのコンテンツは非常に乏しく、サービスの具体的な内容の記載はおろか、誰に対して何を行ってくれる会社かが分かりづらいWebサイトでした。
そのような状況に対してまず実施したことは、「誰向けのWebサイトか」を明確にすることです。
特にBtoBのサービスを提供している企業のWebサイトの場合、Webサイトに訪れるユーザの業種や役割、目的などは様々です。当然他社サイトと比較していることが多いため、パッと見て「誰向けのWebサイトか」が分からなければユーザは離脱してしまいます。
プロジェクトの中で、実際に営業やコンサルティングを担当している方へのヒアリングや各種調査を行いました。 それらの結果から、以下のようにターゲットとするユーザを明確にかつ漏らさず最適なコンテンツへ誘導するための入り口をWebサイト内に設置しました。
- 中小企業の経営者・財務経理責任者の方
- 大企業・上場企業の方
- 金融機関の方
- 弁護士の方
- 会計事務所・コンサルティング会社の方
- 商工会議所・企業団体の方
- 医療・介護関連事業者の方
このようなWebサイト構造にすることで、ASAビジネスディベロップメントが「どのように問題を解決できるのか」をそれぞれのユーザに対して訴求することが可能になりました。
サービス理解と選択を容易に
BtoBサービスを探している企業担当者の多くは、具体的なサービスは決まっておらず、例えば「資金繰りを改善したい」などの「課題」を切り口にして探します。
そういった場合、サービス名称を羅列した「サービス一覧」ではなく、ユーザが検索エンジンで検索する「課題」のキーワードをテーマにしたページを作成し、そこで「解決するには何をすべきか」を伝え、サービス詳細へ誘導するWebサイト構造が有効です。
今回のリニューアルでも、事業再生や経営改善、事業継承や営業支援など、実際のターゲットユーザが多く抱える「課題」を切り口にしたページを複数作成しました。
また、ユーザにとって最も重要な、「サービス情報」についても、ユーザが具体的に検討できるよう内容を大幅に変更しました。ヒアリングやユーザシナリオから洗い出した、ユーザがサービス理解・選択に必要な情報は以下の通りです。
- どのような特長や強みがあるのか
- 具体的にどういった内容・手順で解決してくれるのか
- 実際に解決した具体的な事例
これらを詳細に伝え、ユーザが素早く、深くサービスを理解・選択できるようにしました。
拡張性を考慮したサイト構造
全ターゲットユーザへの情報提供とはいえ、対象となるユーザによって出せる情報の量や質は様々です。
予め各ターゲットユーザに対する情報を拡張する場合を考えてWebサイトの設計をしておかないと、いざ拡張する際に「格納する場所が無い」などその都度Webサイト構造を見直さなければいけません。
今回のリニューアルでは、ターゲットユーザごとにWebサイトを分け、全体として「ASAビジネスディベロップメントのWebサイト」として見えるようなWebサイト構造にしました。
基本的なWebサイト構造はどのターゲットユーザのサイトでも同じなので、各ターゲットユーザに対する情報を拡張する際に、ページの格納場所も明確になり、拡張性が保たれるWebサイト構造になっています。
今後は、社内での運用・更新や問い合わせ対応の体制を整備するとともに、各ターゲットユーザに対する情報の拡張を行う予定です。
最終的には、今回ASAビジネスディベロップメントで最適化したWebサイト構造を、青山綜合会計事務所の他のグループ会社Webサイトにも反映し、「青山綜合会計事務所グループ」全体での集客・顧客獲得を目指します。
キノトロープコンサルティングの調査・戦略策定サービス
Web担当者の皆様がお抱えの多種多様な課題や要望を解決するために、様々な視点や切り口で生み出されたサービスをご紹介いたします。
お悩みをお抱えのWeb担当者の方は、まずはお気軽にセミナーにご来場ください
受講者の91%の方から「今までにない発見があった」と好評を頂いております。なお当日はセミナー後に、個別のご相談(無料)も承っております。
セミナーのお申込みは、以下のリンクよりキノトロープWebサイトのセミナー情報ページからお申込みいただけます。
ご質問、ご相談、ご依頼などは、以下よりお問い合わせ下さい。